緑に囲まれた癒しの空間で味わう、自然の恵みを感じる料理

Kitchen Kato(フレンチ)

「食とワインと植物」がテーマのKitchen Kato。地域を明るく元気づけたいとの想いから前オーナーが開いた店(旧アルカヴァ)を、ソムリエでもある現オーナーの加藤さんが譲り受けて2020年にオープン。オーナー同様、知多半島で生まれ育ち「自然豊かなこの地で、緑に囲まれたレストランをつくりたい」という同じ志を持つシェフの石井さんを迎え、新たなスタートを切りました。

オリーブやハーブなど草木が迎えるアプローチを進むと、キャンバスのような真っ白い壁の建物に引き込まれます。高まる期待を胸に扉を開け、メインバンケットに足を踏み入れると、緑豊かな植物がお出迎え。癒しの空間が広がり、張り詰めた心が解きほぐされるようです。

サーブされるお料理は、地元・愛知県産の食材を中心に、旬の食材を全国の産地から厳選。契約農家から仕入れる無農薬のベビーリーフや知多産の牛肉や豚肉など、こだわりの食材を使ったカラダ思いの品々です。西欧料理やビストロ、和食など様々なジャンルの厨房で腕を磨いたシェフが、オリジナリティあふれる料理で食材の新たな魅力を引き出しています。

陽光が差し込むランチタイムには、ボリューム満点のランチコースを。日替わりのパスタ、魚料理、肉料理などから選べるメインディッシュに、みずみずしい野菜をたっぷり使った自家製スモークサーモンのサラダ、自家製フォカッチャ、食後のドリンクなどが付く「Oh! Ishii! お!いしいシェフの選べるランチコース」(1410円)。

この日のメイン料理は、地元・知多産の骨付きハッピーポークのTボーン炭火焼きステーキをセレクト。低温でじっくり焼き上げることで、肉の旨味が引き立ち、思わず頬がほころぶ優しい食感です。

記念日のお祝いやサブライズには、ラグジュアリーな雰囲気に包まれるディナータイムをリザーブ。目の前でお肉の切り分けをする演出など、客人を喜ばせようというシェフの心意気が伝わる特別感のある料理が、深く記憶に刻まれます。

また、常時60種類そろうラインナップの中から、ソムリエでもあるオーナーがセレクトするワインとのペアリングも、楽しみの一つです。

「かつては当たり前だった、家族や大切な人と食卓を囲む団らん風景のように、食文化の豊かさや楽しさをもっと広めたい」と話す加藤さん。地域の人たちと協力してマルシェを開いたり、温室ハウスの中にある植物レストランを出店したりと、夢を膨らませています。

「食を通じて、愛する故郷に恩返しをしていきたい」という想いのもと、きっとこれからも人と人とをつなぎ、地域を明るく照らしてくれるオアシスのような場所であり続けてくれることでしょう。

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