木の温もりに包まれて、郷土愛いっぱいの料理に癒されるひととき。
森の中の召しや
名鉄三河線・新川町駅からほど近く。
港から流れる運河沿いに建つ建物の階段を上がると、木の温もりに包まれた空間が広がります。
昼はカフェ、夜はダイニングバーとして地域に愛される「森の中の召しや」です。
碧南市で生まれ育った「森の中の召しや」オーナー・稲垣貴弘さんは、
郷土の魅力を発信し、地元の方にも改めて知ってほしいとこの店をオープン。
イタリアンをベースとした品々に使われているのは、地元でとれた野菜や三河湾で水揚げされた新鮮な魚介など。
味噌をはじめとした調味料も、積極的に地元産のものを使用しています。
「地元で育まれる食のポテンシャルを最大限に引き出すため、なるべく手を加えすぎず、
素材の持ち味を生かすことを心掛けています」と稲垣さん。
心尽くしの料理に合わせるドリンクリストの中にも、碧南で醸された地酒をラインナップしています。
おすすめは、リピーターも多い「パスタ&リゾットランチ(サラダ、フリードリンク付き)」(1,700円)。
パスタもリゾットも食べられる欲張りメニューです。
トマトソース、明太クリームなど5種類から選べるパスタソースの中でも、店主イチオシは碧南味噌を使ったソース。
もちもちの平たい麺に、碧南市産の味噌を使用したデミグラスソースのようなコクのあるソースがよくからみます。
麺を食べ終わった後は、卓上鍋で自らリゾットを作る楽しみも。
残ったソースに別添えのご飯、トマト、チーズを入れて煮立たせれば、
味噌、チーズ、ご飯の相性は抜群で、パスタとはまた違ったおいしさが味わえます。
食後のデザートには「ブルーベリーレアチーズケーキブリュレ」(400円)をセレクト。
ケーキの表面はこんがり炙ってあり、ブルーベリーの甘酸っぱさとレアチーズの軽やかで爽やかな酸味がベストマッチ。
添えられているバニラアイスを一緒に食べると、優しい甘さが加わり、違った味わいを楽しめます。
また、オリジナルラベルのワインやアンティーク調の雑貨や料理にまつわる本などが。
料理の完成を待つ間に眺めてみるのも楽しいかもしれません。
空間、料理、オーナーの人柄。癒しのエッセンスがいっぱいの一軒。
頑張った自分へのご褒美ランチにも、気のおけない仲間との宴席にも。
様々なシーンに寄り添ってくれるお店です。