10年後も心地よい住まいを。引き渡しはゴールではなく、スタート。
三重県労働者住宅生活協同組合
建物を面で支える構造により高い耐震性と耐火性を持つ「ツーバイフォー工法」を得意とし、
三重県で59年にわたり住まいづくりを続け、
これまでに13,500棟以上を供給してきた三重県労働者住宅生活協同組合。
その実績は、単なる数字ではなく、地域に根ざした暮らしの積み重ねそのものです。
三重県労働者住宅生活協同組合が住まいづくりで最も大切にしているのは、住み始めてからの時間。
家づくりの過程や間取り、性能に満足していただくことは当然のこと。
しかし住宅は、完成した瞬間が価値のピークではありません。
むしろ、家族が暮らしを重ねていく中で、その真価が問われていく存在です。

「契約がゴールではなく、お引き渡ししてからがスタート」という信念に基づき、
お客様一組ずつに合わせた資金相談や、今後を見据えたプランをご提案。
その住まいで将来にわたって高い満足度を維持できるよう、お客様それぞれに歩みを揃えて真摯に寄り添っています。
その真摯な姿勢から、実際に住み始めたオーナー様から数多くの紹介が寄せられているのが、信頼の証といえるでしょう 。

三重県労働者住宅生活協同組合が標準とするのは「長期優良住宅」。
安全な制度に対応するだけではなく、末長く住み続けるための設計価値が込められています 。
たとえば急激な温度変化は、人の身体に負担をかけるだけでなく、
建具や内装材の反りや歪み、クロスの劣化など、住まいそのものにも影響を与えます。
そのため、断熱性や気密性を高め、室内環境の安定を重視。
YKKの高性能樹脂窓「APW330」を標準採用しているのもその一環です。
東海地区で年間採用NO.1の実績を持つこの窓は、外気の影響を抑え、室内の温度差を最小限にとどめます。
住まいは、日々の小さな負担の積み重ねによって劣化していきます。
だからこそ、目に見えない部分から丁寧に整えるという積み重ねが、10年後、20年後の快適さにつながっていきます。

平屋はワンフロアで暮らしが完結する安心感がある一方で、単なる屋根材、建物の一部にとどまらず、
「建物の顔」として外観の印象を大きく左右する重要な要素です 。
つまり、屋根の選択がそのまま建物全体の印象を決めると言っても過言ではありません。
今回採用されたのは、鶴弥の防災F形瓦「スーパートライ110 タイプⅠ」のトスティーブラウン 。
瓦特有の重厚感を持ちながらも、ラインを抑えたすっきりとしたフォルムが特徴で、
和風から洋風、モダンなデザインまで幅広く網羅できるデザイン性が高く評価されました 。
その存在感が、周囲の風景と調和し、建物全体の安定感と信頼感を形づくっています。

三州瓦を採用した理由はデザイン性だけではありません。
瓦は、遮音性、遮熱性、防水性、耐寒性など、温度変化や気候条件から住まいを守る性能に優れています。
こうした特性は、温度差による構造材への影響を抑えることで、建物全体の寿命を延ばすことにもつながるのです。
また、色あせが少なく、再塗装の必要はありません。
長期的なランニングコストを考えたとき、その耐久性の高さは大きな価値に。
「初期費用」だけではなく、「住み続ける費用」まで見据えたとき、
三重県労働者住宅生活協同組合の価値観と瓦の性能が、見事に合致します。

この住まいで特筆すべきチャームポイントが、LDKの一角に設けられた瓦のような壁。
この壁は、瓦の製造で培われてきた技術と焼き物の持つ魅力を生かして誕生した陶器製の壁です。
普段は屋根材として家を守る役割を担う瓦。
この瓦と同じ素材からできた壁材を、あえて家族が集まる中心地へ配置するという提案がなされました。
屋根瓦は普段は目に触れにくい存在ですが、瓦素材から誕生した陶器製の壁材として用いることで、
その質感や表情を間近に感じることができます。

焼き物ならではの深い色味や光を受けたときに生まれる陰影や、わずかな凹凸が生む繊細な質感は、
落ち着いた和の雰囲気を醸し出し、一般的なクロスでは再現不可能です。
畳や木の柔らかな素材の中に、重厚な陶器の面を設けることで、安らぎの空間に心地よいアクセントが生まれ、
その対比が、空間に静かな緊張感と落ち着きをもたらしています。
屋根材としての瓦が、家を守る役割を担うのに対し、
瓦素材としての壁材は、直接感じられる質感によって心安らぐ空間を創り出しています 。
「瓦=屋根材」という固定観念を超え、素材の可能性を広げることで、家族や友人が集まる場所をより豊かなものにしています。

オーナー様からは、「メンテナンスがとにかく楽で、満足しています」という喜びの声が寄せられています 。
屋根も壁も、特別な手入れを必要とせず、「特に問題もなく心地よく暮らせている」という実感が、
素材と施工の確かさを物語っています 。
訪問した際には、お子様たちがLDKを元気に走り回っており、
確かな素材に守られた住まいがもたらす、自由で和やかな日常そのものでした 。
重厚な陶器の壁がある空間が、緊張感ではなく、安心感を与え、家族の自由な時間を支えています。

瓦は今、軽量瓦や遮熱瓦など、現代の住宅デザインに合うラインナップが充実し、機能面でも高い水準を実現。
伝統的な建材でありながら歩みを止めず、さらなる進化を続けています 。
平屋の品格と資産価値を高める三州瓦の機能美と、
長期的なスパンで住まいを支える三重県労働者住宅生活協同組合の住まいづくりは、
これからも家族の舞台を静かに支え続けていくことでしょう 。
